A dragonfly on a gravestone

タイトルなし #42


2...Linda Farrow Round-frame metal sunglasses
4...One Vintage Noella maxi dress
6...Gucci Sequin-embellished stretch-mesh gloves


ふと思い出して今日はお墓参りに行った

数年前に亡くなったおじいちゃんに会いに行くのが目的だった


門からお墓まで歩いていると
トンボが一匹ついてきた


お寺には、お掃除をしているいつものおじさんが一人
他にはだれもいなかった




私は自分の好きなようにうちのお墓を綺麗にしていたのだけど

ふいにそのトンボがおじいちゃんの塔婆の上にとまった


かなり長い事私はそのトンボと見つめ合っていて

これはたぶんきっとおじいちゃんなんだろうな

私に会いに来てくれているっぽい。




そう思いながら、話しかけたりしていた

私の波だった心はずいぶんと静かになって

死者の骨がたくさん眠るこの場所で、時間はなんだか止まったように感じていた



台風が過ぎ、空気や街中がすこし浄化されたように感じる午後
あの時の私の気持ちは橙色だったのに


いざお洋服をピックアップしてみるとなんだかゴシック調になった。



ファーのトークに透けるドレス、ビジュー。そしてなんといってもトンボのピン


いつか、これを全部自分で買えるような女になりたいな


適当でちゃめっけがあって、でも厳しくて
抜けてるのかしっかりしてるのかめちゃくちゃ謎だった私のおじいちゃん
野心があったのか、まるで無かったのか
なんだかその両方だったようにも思える

彼の血は確実に私に流れていて
先祖代々のカルマも感じる

戦国時代でも無いのに
一族の意志をしょってたってるような気持ちになったのは、
9人兄弟の長男から誕生した長女だからでしょうか。



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